使える・話せる・ロシア語単語
定価:本体 1,500円+税
(税込定価: 1,620円)
ISBN978-4-87615-166-0
判型:新書判
296ページ
テキスト
入門~初級
2007年12月1日発売
日本語ですばやく引ける
日常生活でよく使う約2000の単語を目的別に分類。ページ毎に意味で関連付けられた言葉が集まっているので効率よく身につく。発音と基本的な文の仕組みについての解説もあり、入門者におすすめの一冊。携帯しやすいハンディーサイズで街なかでも大活躍!
▼中澤先生作成の音声データを無償で公開しております。

はじめに

「これは困った」、「思うように学習が進まない」、つまり、飛躍的に実力をつけたいとき、役に立つのが本書です。

 ことばは文法と単語からできています。そのうち文法は特殊な専門家を目指す人以外はさほど必要なく、単語は生きた文の中で覚えるのが最も効果的です。使える文を500覚えれば、コミュニケーションに不自由しない、語学の達人は口々にそう言います。

 本書にはおよそ700の例文がありますが、例文には、構文や表現のミニマム・エッセンスがすべて含まれています。

 単語といえば、L.N.トルストイらの文豪は2万から2万5,000の語を駆使したそうですが、統計学的には、日常生活には約2,000の語彙があればこと足りるそうです。

 本書は、日常生活に必要な約2,300語を収録しています。ロシア文部省が選定した、留学に際しての必須単語〔ТЕРКИ〕のほとんども含まれており、これで特殊な専門家以外には十分のはずです。

 ロシアは今、めざましい経済発展を遂げています。豊富な資源と広大な領土もあり、今後の無限の可能性に世界は注目しています。日本でも、経財界を中心に関心が一段と高まりつつあります。本書がこの新時代にふさわしい語彙集となれば幸いです。

 終わりに、ロシア語を校閲してくださったO.ザブランナ様に記して感謝いたします。

 2007年12月
著者
中澤英彦

東京外国語大学大学院修了。1988年より1989年までモスクワ大学ほかで在外研究。1991年度より1994年度までNHKラジオロシア語講座講師をつとめる。
現在,東京外国語大学名誉教授。専攻はロシア語学,スラブ語学。
著書に,『はじめてのロシア語』(講談社),『初めて学ぶロシア語』(語研),『プログレッシブロシア語辞典』(主幹,小学館),『ロシア語はじめの30日』(東洋書店),論文に,「運動の動詞の用法と冗長性」,「言語,言語学言語(外国語)教育」,「完了体のいわゆる例示的意味によせて」,「受動的意味の-ся動詞と活動体名詞」などがある。