社会人の常識漢字ドリル
定価:本体 933円+税
(税込定価: 1,008円)
ISBN978-4-87615-177-6
判型:B5判
96ページ
テキスト
2008年7月1日発売
知っておきたい基本漢字900問
書き込みドリル形式でしっかり学ぶ社会人の常識。社会人として最低限知っておきたい基本漢字900問を収録。政治・経済用語から職場や文書作成で使うビジネス用語、さらに歳時・人名など、実生活ですぐに役立つ使用頻度の高い問題ばかり。現役社会人はもちろん、就職活動中の学生にもおすすめの一冊。

はじめに

●社会人にとっての漢字の重要性
 パソコンや携帯電話などの普及率は年々増加し、いつの間にか文字
は「書く」ものであるよりも、「打つ」ものであるという認識が生ま
れつつあります。ワープロやインターネット、ブログのほか、社会に
出て就職すると、取引先へのメール、社内会議での資料作りなど、さ
まざまな場面で文字を「打つ」ことになるでしょう。
 しかし、パソコンで文字を「打つ」ことの利便性を感じている反面、
 自身の漢字力の低下を痛感している人は少なくないはずです。
 たとえば、
「背中のあいたドレス」
 と文章を書く場合パソコンに入力すると「あいた」には「空いた」
「開いた」「明いた」などが候補としてあがりますね。どれを使えばい
いのか、パソコンはこれ以上候補を絞り込んではくれません。ここか
らは自分自身の漢字力で解決しなくてはなりません。
 さらに、
「人口が漸次減少する」
「暫時休憩を設ける」
 と報告書に書かれていた場合、それぞれの読み方と意味が区別でき
ますか。社会人生活の中で、このような難しい言葉を目にするのも決
して珍しくはないはずです。
 このように、漢字力とは、「書き」や「読み」だけではなく、意味
や使い方を含む、総合的な漢字知識全体を指しているのです。
●漢字習得のポイント
 漢字に限ったことではありませんが、知識の習得には二つの重要な
ポイントがあります。一つは、「書いて覚える」こと、そしてもう一
つが「系統立てて覚える」ことです。
 「書いて覚える」ことは、単に反復練習をすればよい、ということ
ではありません(「薔薇」と50回書いてもダメですよ!)。重要なのは、
「漢字のつくりを思い出しながら、書いて覚える」ということ。「思い
出す」ということが、重要なファクターになるのです。
 もう一つの「系統立てて覚える」は、つまり、別の言葉とリンクさ
せて覚えるという手段です。よく見るものの、日常生活ではあまり見
かけない漢字というものがあります。よく使われている状況や分野を
体系立てて覚えておくことも重要なのです。
●本書のねらい
 本書は、これまで述べてきたような内容を踏まえ、社会で必要にな
るであろう基礎的な「漢字力」を確実にアップできるような構成になっ
ています。出題している漢字は、学習したその日から実生活で使える
ように、使用頻度の高いものを厳選しています。また、シーン別にま
とめて学習することで知識の体系化を助け、自分の得意分野、苦手分
野をそれぞれ効果的に学習できます。
 本書で得た知識で、あなたの社会人としての品格がアップするよう、
切に願っております。