ネイティブがよく使う英会話表現ランキング
定価:本体 2,000円+税
(税込定価: 2,160円)
ISBN978-4-87615-184-4
判型:四六判
544ページ
テキスト(音声別売)
初級~中級
2009年1月1日発売
別売音声:ISBN978-4-87615-554-5
(CD4枚 価格:本体 2,800円+税)
日本語から引ける
「ネイティブ・スピーカーの使用頻度がわかれば、正確でより自然な表現が身につく」という観点から、フレーズ・表現の「頻度」に着目。複数のデータから使用頻度が高い上位3つを選び出し、一往復のダイアローグとともにランキング形式でまとめた。

はじめに

 本書は、私たちが日本語の日常会話の中でよく使う言葉474にほぼ相当する、英会話での頻度の高いフレーズ(英単語、イディオム、決まり文句)のトップ3をそれぞれ厳選し、短いダイアローグと共に紹介しています。

 一般に、英語の学習が進むと特定の概念や機能を表す方法が英語にはいくつもあることに気付き、どれがよく使われ、どれがあまり使われないという使用頻度が気になり始めます。しかし、その学習のレベルに至る以前に辞書などで調べても、スペルや発音、例文や語法の解説などがあり、単語に星マークなどで重要性や頻度のレベルが示されていますが、フレーズや決まり文句のような大きな言語単位にはほとんどされていません。そのため、和英辞典などに掲載された例文をそのまま使っても、使用する文脈が不適切だったり、ネイティブでもめったに使わない古風な表現や文学作品の一節であったりして、日常の会話では奇異な発話になってしまうことがあります。本書では、そのような頻度に関する問題を解決し、より自然に発話が可能になるように、ネイティブの英単語、フレーズ、決まり文句を、著者が集積した、複数のデータベース、コーパス、サーチエンジン、アンケートで複合的に分析した結果をふまえてランク付けし、上位3位までを対話文と共に紹介しています。

 本書は一般の英語学習者だけでなく、英語を教える立場にあるすべての方々に役立つ言語資料としての価値も見出していただければ幸いです。本書を活用して頻度をしっかり理解して、よりネイティブの正確で自然な英語の習得に励んでいただければ幸いです。

 最後に、フレーズの使用頻度アンケートに回答していただいた7 名のネイティブのインフォーマントの方々と調査依頼に協力していただいた教職課程の大学生の方々、および原稿段階で読者の視点を考慮するためにモニターとして協力していただいたマイケル金子画伯、さらに本書のレイアウト、構成・表現法や掲載項目について貴重なご示唆をいただいた株式会社語研の奥村民夫編集部長、本堂もも子さん、山口貴久枝さんに、この場を借りて改めて心より深くお礼を申し上げます。

 北に一星あり 小なれど その輝光強し

国立大学法人小樽商科大学大学院ビジネススクール准教授 小林敏彦
国立大学法人小樽商科大学言語センター准教授 Shawn M. Clankie
小林敏彦

 小樽商科大学商学部経営法学コース卒,米国ハワイ大学マノア校(UHM)大学院英語教育研究科修了(MA in ESL),ハワイ州会議通訳者免状(同時・逐次)全4種取得。現在,国立大学法人小樽商科大学大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻(専門職大学院ビジネススクール)教授。同校グローカル戦略推進センターグローカル教育副部門長。大学英語教育学会(JACET),映画英語教育学会(ATEM),日本メディア英語学会(JAMES)会員。大学英語教育学会(JACET)北海道支部談話分析研究会 (DACH)代表。映画英語教育学会(ATEM)北海道支部長,小樽商科大学教職研究会会長。北海道留学生交流推進協議会運営委員会委員。専門はSLA(第二言語習得)。3M(Media / Movie / Music)を活用した「わかりやすく(clear),おもしろく(interesting),ためになる(practical)授業」を常に心がけている。
 著書に『ニュース英語パワーボキャビル4000語』『ニュース英語究極単語10000』『3パターンで決める日常英会話ネイティブ表現』『英会話フレーズ600』(語研),『外国人の先生と話そう』(大修館書店),『私たちの地球と健康』(成美堂),『日本人から見たアメリカ人の不思議な行動パターン』(三修社),『英語スピーチとプレゼンの技術』(南雲堂),『図解50の法則口語英文法入門改訂版』(スクリーンプレイ社),『英語リスニング教材開発の理論と実践』『すべての英語教師・学習者に知ってもらいたい口語英文法の実態』『商大生のためのビジネス英語101』(小樽商科大学出版会)他,著書・論文合わせて100点を超える。主要論文にNative and Non-native Reactions to ESL Compositions (TESOL Quarterly, vol.26, No.1, Spring 1992)がある。
ホームページ:http://www.ne.jp/asahi/toshi/koba/index.htm
ブログ:http://blog.livedoor.jp/keg84123/

Shawn M. Clankie

米国南イリノイ大学フランス語学科(B.A.)卒,南イリノイ大学大学院TEFL修士課程修了(M.A.),英国ケンブリッジ大学大学院言語学修士課程修了(M.Phil.),米国ハワイ大学(UHM)大学院言語学博士課程修了(Ph.D.取得)。現在,国立大学法人小樽商科大学言語センター応用言語学教授,英語科主任。
小樽商科大学の英語で行われる講演のホスト役として,数々の著名なゲストを招聘し,好評を得ている。講演の様子は,YouTubeで公開されている(http://www.youtube.com/user/OtaruShodai)。
著書として30冊以上に及ぶ教科書や学習書があり,Time magazine,The Japan Times,Honolulu Advertiser,Verve,その他記事投稿多数。
ホームページ:
 http://www.otaru-uc.ac.jp/~shawn