通じる中国語
定価:本体 2,100円+税
(税込定価: 2,268円)
ISBN978-4-87615-047-2
判型:四六判
176ページ
CDブック(CD1枚)
初級~中級
2001年2月1日発売
~本物の中国語を話そう~
一辺倒な「お決まり」表現を脱し、的確な単語や表現がわかる一冊。日常会話でよく使うキーフレーズ71項目を取り上げ、類似表現と用例を用いて比較。単語の使い方やニュアンスの違い、使用頻度について簡潔に解説した。より自然な中国語が身につく。

はじめに

 「どうして中国語なの?」と不思議そうに聞かれ,かれこれ数年。それが今では中国語ブームなどと言われています。私が中国語に興味を持ち始めた頃,本屋さんに行っても中国語の本は英語関係の本におされ,隅っこのほうに追いやられていました。それほど,中国語はポピュラーではありませんでした。

 しかし,最近の中国語ブームに伴い,中国語学習者や留学経験者の数は急激に増え,ある程度の会話ができる人が増えてきていますが,知っていそうで知らない,言えそうで言えない表現はまだまだたくさんあるものです。簡単な単語を使って意味は通じても,どこか自然でなかったり,物足りなかったり。もっと的確な単語や表現を使うことができれば,会話にはばができ,表現力は豊かになるはずです。

 このような状況をふまえ,本書では初級者のレベルからもう一歩進んだ,そして私たちが日常会話の中でよく使う表現を集め,言い回しの表現をできるだけ多く収録しました。例えば,日本語の「あいまいな」の類似表現には,「あやふやな」「はっきりしない」「不明確な」など様々な言い方が有り,シチュエーションによってこれらの単語を自然に使い分けています。中国語も同様に様々な表現がありますが,中国語を母国語としない私たちにとっては,いつ,どういう状況でその表現を用いればよいのか区別するのは難しいものです。こういった点を考慮し,各表現に含まれる微妙な意味の違いや使い方を本書では端的に説明しました。これらの表現や使い方を身につければ,よりいっそう自然な会話ができ,会話力にも磨きがかかることでしょう。

 最後になりましたが,本書を出版するにあたり,秦磊さん,郑京淑さん,李佩芬さん,权晓菁さん,王祝氏,宗东平氏,そして吹き込み・校正を担当してくださった中央大学助教授の彭浩さん,日本女子大学教授の于保田氏には大変お世話になりました。また,本書を出版まで導いてくださった,(株)語研編集部の島袋一郎氏に心からお礼を申し上げます。ここに記して感謝の意を表したいと思います。

2001年1月
著者