【ポケット判】イタリア語で言ってみたい「この一言」
定価:本体 1,300円+税
(税込定価: 1,404円)
ISBN978-4-87615-228-5
判型:新書判
272ページ
テキスト(音声無料DL)
初級~中級
2011年2月1日発売
その場にピッタリの口語表現をマスター!
「しまった!」「すごい!」など、日常会話で頻繁に使うちょっとしたフレーズを、ネイティブとのコミュニケーションの中から収集したイタリア語会話表現集です。バラエティ豊かな短いダイアログ、使い方の解説、関連表現も付いています。【語句チェック】【語法チェック】を活用すれば、会話に役立つ「単語」「文法」も集中的に学べます。本書に対応した音声は、弊社ホームページより無料でダウンロードできます。
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はじめに

イタリア語の学習者は10年ほど前とくらべると、格段に数を増している。そのきっかけはさまざまであろう。イタリア料理の大好きな人、オペラやカンツォーネを原語で歌ってみたい人、一度は試合を見に行きたいと思っているサッカーファン、バイクや車などを通してイタリアデザインのとりこになった人、イタリアの町並みに魅せられ、建築や美術に興味を持った人、イタリアを旅して、その多様な風景に恋をした人、なによりもイタリア人のおおらかさが大好きだという人、などなど。きっかけはさまざまでも、イタリア語を学んでいくうちに、多くの人が言語そのもののもつ美しさ、豊かさに目覚め、感銘を受けたのではないだろうか。

イタリア語はもっとも詩に適した言語であるといわれる。そのせいか、高度に構築的であると同時に、複雑さをも合わせもつ。日本人の耳には聞き取りやすい、親しみのある音に惹かれ、「かんたんそうだな」と高をくくっていると、動詞の活用形の膨大な量に唖然とさせられたりもする。だが、その複雑さが豊かさの源となっていることはまちがいない。

初学者だけでなく、ひととおり文法は勉強してみたものの、ことばがなかなか口をついて出ないと、壁を感じている人のたすけとなるよう、貧弱な想像力を最大限に駆使し、なるべく多様な状況を設定することを心がけた。なかには、いくつか個人的な体験に基づくものもある。また、文法が苦手という人のために、かんたんな「文法チェック」のページを設けた。

遅筆ゆえ(株)語研の島袋さんにはたいへんご迷惑をおかけした。また、ネイティブ・チェックは日伊協会の同僚であるミケランジョロ・セヴェリーニ氏にお願いした。心より感謝している。

1999年3月
森口いずみ
森口いずみ

 東京外国語大学大学院修了。1989–90年にヴェネツィア留学。『和伊中辞典』(小学館)の編集,『伊和中辞典』(小学館)の改訂に携わる。2006年4月〜6月,NHKラジオイタリア語講座の応用編を担当。現在,日伊協会講師,東京外国語大学非常勤講師。
 著書に『すぐ使える!短いイタリア語表現2009』(共著,実務教育出版刊)などがある。