日常イタリア語会話ネイティブ表現
定価:本体 1,800円+税
(税込定価: 1,944円)
ISBN978-4-87615-263-6
判型:四六判
192ページ
CDブック(CD1枚)
初級~中級
2012年11月1日発売
初級の次へつながる表現集
イタリア語の基礎を固めつつ、中級以上をめざして会話を楽しむ表現を増やしていきたい学習者の方に。日常生活でよく使われる簡単フレーズを中心に、「こう言えば伝わるのか!」「そう言えばよかったのか!」と納得できる表現を目的別に厳選しました。ダイアローグ形式の会話表現を3パターンずつ紹介。声に出してしっかりと受け答えを身につけましょう。CD1枚付き。

はじめに

この本はひと言で言えば表現集に分類されるものです。ひと通り文法の基礎を学んだ中級者を念頭に置いて書かれています。しかしながら,接続法を使った例文は数えるほどしかありませんから,初級の人でも最初の数章であれば,十分に理解した上で活用していただけると思います。また,月並みなものばかりが繰り返されることのないよう,会話例のヴァリエーションが多彩になるよう努めましたので,中級よりも上のレベルの方々にもいろいろな発見をしていただけると思います。

見出しとして取り上げた501 の基本フレーズには,決まり文句として日常的にごくふつうに使われるものを優先して選びました。基本フレーズの下に例として挙げた会話文は,なるべくあいまいな設定を避け,具体的な場面が思い浮かぶように工夫してあります。

まずは決まり文句を覚え,頭の中で考えなくても反射的にフレーズが口をついて出てくるようにすることが肝要です。キャッチボールのように言葉をやり取りする,対話形式のコミュニケーションが円滑に取れるようになったら,もう一歩踏み出して頭の中の考えに形を与えることにトライしてみましょう。どんな単語を選び,どんな順番で配置し,どんなふうにまとめ上げたらいいのかを,具体例を使って示してあります。見本として参考になさってみてください。

日常的に反復されるフレーズはもちろんのこと,環境問題,経済危機,原発のことなど,今を生きる私たちが発信したいトピックスを意識的に選んでみました。もちろんイタリア人が大好きなサッカーの話題も盛り込んであります。「これはイタリア語でどう言ったらいいんだろう」と迷ったときに,辞書のようにめくってみてください。

では,最後にひと言。

Studiate divertendovi!( 楽しみながら学んでください)

2012 年初秋
著者
森口いずみ

 東京外国語大学大学院修了。1989–90年にヴェネツィア留学。『和伊中辞典』(小学館)の編集,『伊和中辞典』(小学館)の改訂に携わる。2006年4月〜6月,NHKラジオイタリア語講座の応用編を担当。現在,日伊協会講師,東京外国語大学非常勤講師。
 著書に,『すぐ使える!短いイタリア語表現2009』(共著,実務教育出版刊),『【ポケット判】イタリア語で言ってみたい「この一言」』(語研刊),
『口が覚えるイタリア語』(三修社刊)がある。