[英語・中国語・韓国語]接客のお決まりフレーズ600
定価:本体 1,600円+税
(税込定価: 1,760円)
ISBN978-4-87615-307-7
判型:四六判
224ページ
テキスト
初級~中級
2015年12月21日発売
ますます盛り上がるインバウンド観光に
接客応対の場面でよく使う約600のフレーズをまとめました。分類は、基本の接客用語、ショッピング、美容、飲食店、交通機関、アミューズメント、お知らせ、トラブル。巻末にオマケとして、料理や施設、飲食物、薬などよく使う単語も掲載。

※ためし読みの色は実際の書籍の色とは異なります。

はじめに

昨今、円安の影響からか外国人観光客が年々増加しており、日本政府観光局の調べによると、訪日外国人は2015年時点で過去最高となったそうです。特に中国では国内外で購買力が年々向上しており、日本でもたびたび中国人観光客の「爆買い」がニュースで採り上げられているほどです。しかし、日本に来る外国人観光客は日本語が話せる人ばかりではありません。外国人に道を聞かれる際は、たいてい相手は英語で聞いてきます。もちろん自国語しか話せない人も大勢います。

日々、外国からのお客様に接しているけれど、言葉が通じずもどかしさを感じている方に向けて、ジェスチャーでは伝えきれない表現など600フレーズを英語、韓国語、中国語で紹介しています。各表現に併記したルビはなるべくネイティブに近い形で付けてありますが、うまく言葉で通じない場合には、文字を指差して伝えるのも有効な手段です。

本書では日本語をそのままそれぞれの言語に直訳するのではなく、その場面にふさわしい自然な言い回しの言葉が入っています。たとえば旅館でお客様を出迎える際に発する言葉である「お待ちしておりました」に対し、英語では Thank you for coming.(お越しいただいきありがとうございます)、中国語では欢迎光临。(いらっしゃいませ)、韓国語では어서 오십시오.(いらっしゃいませ)といったように、各言語とも相手を歓迎する際に用いる表現です。

外国からの観光客が多く訪れる観光地などで接客に携わる方々にとって本書が少しでもお役に立てることを願っています。

本書の使い方

【英語と韓国語のルビについて】

英語と韓国語では弱く発音するカタカナは小さく表示してあります。

少々お待ちください。
One moment, please.
ワン モーメン プリー
잠시만 기다려 주십시오.
チャシマン キダリョ ジュシシオ

また,疑問文について語尾が上がるものについては「」で示しています。

何かお困りですか。
Is there a problem?
イズ ゼアー ア プロブレム

英語は基本的にYesかNoで答えられる場合は語尾が上がります。

도움이 필요하십니까?
トウミ ピリョハシニカ

韓国語は日本語同様,語尾はすべて上がります。

【中国語のルビについて】

中国語のフレーズとカタカナルビの真ん中に記載したのはピンインと呼ばれるものです。中国語には 4 つの声調変化「四声」があり,この音の変化によって言葉の意味合いが変化します。また,四声のほかに「軽声」というものがありますが,その名のとおり,弱く短く発音します。カタカナルビだけでなくピンインの抑揚を意識しながら発音してみてください。

例:ma[マー]
第一声̄媽「お母さん」
第二声́麻「麻,しびれる」
第三声̌馬「馬」
第四声̀罵「罵倒する」
第一声:抑揚のないまっすぐの音
第二声:不機嫌なときの「はあ?」のような音
第三声:落胆したときの「あ〜あ」のような音
第四声:納得したときの「ああ!」のような音

ピンインの「四声」を意識しながら発音してみてください。

こちらでよろしいでしょうか。
这个可以吗?Zhèige kěyǐ ma?
ヂェイガ コォーイー マ

→ Zhèi(第4声) ge(軽声) kě→ké(第3声→第2声) yǐ(第3声) ma(軽声)?
  ※第3 声が続く場合,前の第3 声が第2 声に変化します。