\r\n【本書の7大特長】
1. 日常のコミュニケーションで必修の文法項目のみ精選しました。
2. 発音のコツは日本人にわかりやすいように工夫しました。
3. より理解しやすいように,必要に応じて日本語の文型と比較しながら解説しました。
4. 日常会話や各種韓国語検定試験で頻出の単語と表現を精選しました。
5. 韓国語の文法を体系的・論理的に解説しました。
6. これ一冊で,韓国語の発音から基礎的な文法・会話表現・単語をスピーディにマスターできます。
7. 付属のCDを活用することで,ヒアリングとスピーキングの力を強化できます。
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※ためし読みの色は実際の書籍とは異なります。
はじめに
2003年~2004年頃には,韓国ブームも起こり,簡単に遊びに行ける身近な国として,韓国並びに韓国語への関心は,ここ数年の間に急激に変化しました。昔とは違って,今ではたくさんの韓国語の学習書が出版されていますが,日本語と語順が似ていて日本人に学びやすい言語であるわりには,韓国語を実際に話せるようになる人は,まだわずかのように思われます。その理由として,「漢字がなく,ハングルが記号のようで覚えるのが大変」「どれくらい勉強すれば,どのくらい話せるようになるかがわからない」といったことが考えられます。
そこで本書では,「少しでもハングルを覚えやすくすること」「韓国語学習にも漢字を活用すること」「初級韓国語の範囲を明確にすること」を主要な柱とし,日本語と韓国語の比較言語学的アプローチという画期的な方法で「韓国語の必修文法」を効果的にマスターし,「最低限必要な実践的韓国語会話」を習得し,「必修基礎単語1700語」で語彙力をつけるという類書には絶対見られない画期的な試みにチャレンジしました。
本書は韓国語初学者をはじめ,韓国語を始めたが伸び悩んでいる方や,一度あきらめてしまったけれど,もう一度韓国語の習得にチャレンジしたい方,ビジネスで必要なため,できるだけ早く仕事で使えるレベルの韓国語を習得したい方,ハングル検定5級,4級などの各種試験を受験される方々まで,いろいろな方のニーズに応えることのできる「韓国語短期集中マスター」のバイブルとも言える一冊だと確信しております。
本書の刊行にあたって,(株)語研編集部の島袋一郎氏には貴重なアドバイスをいただき,編集作業に尽力頂いたことを,深く感謝申し上げます。また,この本の執筆にあたっては,최용준さんには大部分においての執筆協力と校正にご協力いただき,また장세호さんと강은미さんにもご協力いただいたことに心からお礼申し上げます。
目 次
比較コミュニケーション学研究・実用英語教育研究機関Aquaries School of Communication 学長。ノースウェタン大学院修了後,テキサス大学コミュニケーション学部で異文化間コミュニケーションを一年間指導。Let’s enjoy the process!(陽は必ず昇る!)をモットーに,英検1 級合格者を1100 人以上,TOEIC 満点突破者を30 名以上輩出。著書のうち25 冊以上はベストラーで,そのうち6 冊はアジア5 か国以上で翻訳されている。最近の主な著書に,『快速マスター中国語』(共著,語研),『発信型スーパーボキャブラリービルディング』(ベレ出版)がある。
関西大学卒業。京都教育大学大学院教育学研究科 教育臨床心理学コース修了。臨床心理士。Aquaries School of Communication 比較言語教育研究会会長。教育心理学・語用論の見地から外国語コミュニケーションを徹底研究し,語学の「超人」Ichy Ueda(植田一三)とともに,言語比較・学習心理学・語用論などのあらゆる方法論と,海外生活経験や講師経験から得た知見を駆使した,独自の比較言語的最速外国語学習メソッドを生み出す。著書に『快速マスター中国語』(共著,語研),『快速マスター中国語問題集』(語研)がある。