日常ポルトガル語会話ネイティブ表現
定価:本体 2,100円+税
(税込定価: 2,268円)
ISBN978-4-87615-308-4
判型:四六判
192ページ
CDブック(CD1枚)
初級~中級
2016年3月2日発売
中級以上をめざすなら
ポルトガル語の学習を進める過程で、「もっと幅広い表現を知りたい」と思ったらこの本の出番です。様々な場面で使われる自然な表現を3パターンのダイアローグ形式で学びます。CD付き。

はじめに

日本に初めてやって来た西洋人はポルトガル人で、初めて触れた西洋の言葉もポルトガル語です。

そして、日本人が初めてブラジルに移民として赴いてからすでに100年以上が経ち、ブラジル社会の礎の一部となっていることは否めません。

日本とポルトガル語、そしてブラジルは、とても深い関係にあることを多くの日本人は気付かぬまま過ごしています。無意識に使っている「パン」や「コップ」「てんぷら」「襦袢」「おんぶ」など、ポルトガル語由来の日本語はたくさんあります。すべての日本人はすでに、ポルトガル語を知っているのです!

本書は、もっとポルトガル語やブラジルを身近に感じてもらおうと、ブラジルの日常のシチュエーションをイメージしながら作りました。友達や家族の間でも気軽に使えるフレーズを意識しています。

ポルトガル語には鼻母音という、日本語にはない発音法があります。難しい発音法もありますが、ブラジル・ポルトガル語は基本的にローマ字読みですのでとても馴染みやすいと思います。

メロディックなイントネーションが独特で、会話をしていても楽しい気分になる──そんな言葉だと謳う方もいます。

遠いようで近いブラジル。この本がお互いの文化や伝統、音楽などに触れるきっかけになることを祈っています。

最後に、この本の出版にあたり協力してくれた家族、友人、担当の西山美穂様に心より感謝いたします。

2016年2月
加々美 エレーナ
愛 マリアンジェラ
加々美エレーナ

  ブラジル,サンパウロ出身。日系2世。PUC-Pontifícia Universidade  São Pauloポルトガル語学科卒。
 1983年来日後,日本とブラジルの文化,歴史,言語の違いをテーマに,日本人がポルトガル語を学ぶための方法を研究する。1997年よりポルトガル語教師として活動を始める。 現在,多くの大手企業の会社や,渋谷外語学院,Isaac(アイザック)Language Institute,ICC語学学院, DILA(デイラ)国際アカデミーなど数多くの外国語スクールで講師を務める傍ら,JICA派遣前訓練,警察大学国際捜査研究課程などで国際理解の活動なども経験している。また,坂本龍一,中谷美紀,加々美淳,Roberto Frejah,オダギリジョー,松下伸夫(デニス)などのアーティストに歌詞や翻訳を提供。「TOTO」のテーマソング,三菱自動車,三井不動産などのテレビCMにもポルトガル語歌詞を提供しており,映画,TV番組のポルトガル語指導も行っている。Samba Song Book1と2の日本語訳を担当するなど,ブラジル音楽を通して発音と歌詞の理解を深めることにも力をそそいでいる。
[ポルトガル語教室] Falar -Português do Brasil- http://falar.exe.jp

愛マリアンジェラ

 東京出身。京都外国語大学ブラジルポルトガル語学科卒業。
 サンパウロ大学文学部で1年間の留学の後,声優,ナレーター,シンガーとして活動中。母・エレーナと共にポルトガル語教育にも力を入れ,よりネイティブに近いポルトガル語を伝えようと,独自の視点から日本人向けの文法や発音を研究している。
[所属事務所] FIREWORKS http://fireworks.cx