英語で説明する日本の文化 必須表現グループ100
植田一三:著+上田敏子:著+山中敏彦:著
定価:本体 2,200円+税
(税込定価: 2,376円)
ISBN978-4-87615-219-3
判型:A5判
240ページ
CDブック(CD2枚)
中級~上級
2010年12月1日発売
外国人ゲストを案内される方、「通訳案内士試験」「観光英検」対策に必携の一冊
日本に関するさまざまな文献から集めたコーパスを基に、英語でガイドする際によく使われ、かつ汎用性の高いキーフレーズ「TOP 100」を厳選収録しました。過去10年以上に渡って「通訳案内士試験」の受験指導を行っている Aquaries School of Communication のノウハウが満載で、無駄なく・楽しく・効率のよい学習ができます。

プロローグ

日本が観光立国政策を目指して以来、NHK番組トラッドジャパンの人気や日本文化紹介の出版物数の増加に見られるように、日本を英語で外国人に説明するニーズの高さはとどまることを知りません。そこで、今回は前作の『英語で説明する日本の文化』に引き続き、『英語で説明する日本の文化 必須表現グループ100』を書きました。

書店へ行っても日本紹介に関する本はたくさんあるのですが、どの本を見ても、日本事象を写真とともに単に英語で説明しているだけで、それらをどうやったらうまく英語で言えるようになるかのコツやノウハウが記されていません。私の30年近い実用英語指導経験から言えるのは、それをただ読んでいるだけでは読者自身がそれらを英語で言えるようにならないであろうし、ただやみくもに何度も音読して暗記しようとしても効率が悪いということです。

そういった疑問を抱きながら、過去10年以上に渡って通訳案内士試験合格対策指導の中で、どうしたら効率よく日本事象を英語で発信できるかについて模索し、でき上がったのが本書です。

本書は、日本のことを英語で何でも説明するのに、最もよく使われる表現100グループを厳選し、それらがいかに役立つかを示しています。最近も、島根県松江に行ったとき、駅の観光案内で手にした英語2ページ500語ぐらいのパンフレットの中で、complete,panoramic view,home to,displays ~,on display are,contrast with,highlight,is located adjacent to,situated,boast,including,is best known for,is famous for,is popular for,introduced,literally,combines ~,features ~,depict,ranked number,consists of,viewed in,houses《v》 ~,providesとその中の25個以上も使われていて、日本に関する文献10以上のコーパスを用いて厳選した表現100グループの重要性を再認識しました。

本書は、重要なもの順に「【最重要表現】グループ」「【必須表現】グループ」「【重要表現】グループ」「総仕上げ【分野別】発信力ワンランクUPグループ」に分類し、それらを運用できるように頻度別に「発信力UPトレーニング」を行うように構成されています。まずは「和文英訳トレーニング」にチャレンジしていただき、その後、その解説を読むことでさらに表現力UPができるようになっています。次にCDを聞きながら、補足例文も含めて、音読や、リプロダクションや、シャドウイングトレーニングをしながら完全にマスターしていただきましょう。そして最後に、さらにワンランクUPを狙う人のために、分野別に表現力UPできるような構成になっています。

また、途中で息切れしないように、面白くてためになる「通訳ガイド体験」や、「通訳ガイド試験突破攻略法」、ハイフン表現をはじめとする語彙力、表現力UPのコラムも満載しました。そして例文は、暗記できて、ライティング力、スピーキン力、リスニング力が同時にUPできるようにできるだけ無駄をなくし、20語ぐらいになるように工夫を凝らしました。

本書をマスターすれば、皆さんの英語表現力・発信力はきっと生まれ変わることでしょう。そして通訳ガイド1次、2次試験突破はもちろん、ボランティアやプロのガイドとして活躍したり、日本のことは何でも案内できるようになると信じています。

最後に、本書の製作にあたり、執筆協力&校正に惜しみない努力をしてくれたスタッフの祐田直子氏(英文翻訳、例文作成、校正)、天野正勝氏(通訳ガイド体験コラム、例文作成)、ミッチー里中氏(ガイド試験突破コラム)、および(株)語研編集部の島袋一郎氏と本書執筆の母体となった参考文献の著書の方々には、心から感謝の意を表したいと思います。それから何よりも、我々の努力の結晶である著書をいつも愛読してくださる読者の皆さんには、心からお礼を申し上げます。それでは皆さん、明日に向かって英語の道を、
Let's enjoy the process!(陽は必ず昇る!)

植田一三
上田敏子
山中敏彦
植田一三

英語のプロ・達人養成教育研究機関Aquaries School of Communication学長。SamuraIchyの異名を取り,Let’s enjoy the process!(陽は必ず昇る)をモットーに,指導歴(英検1級30年,準1級25年,通訳案内士14年,TOEFL 21年,TOEIC 16年,工業英検1級12年,国連英検特A 7年)の中で,英検1級合格者を1600人以上,資格3冠(英検1級・通訳案内士・TOEIC 960点)突破者を200名以上,英米一流大学(院)合格者を100名以上育てる。27年の著述歴の中で出版した著書数十冊(総計120万部突破)の10冊以上はアジア5か国で翻訳されている。日本文化関連の著書に『英語で説明する日本の文化』『日本の観光名所100選【改訂版】』(以上,語研)『日本の地理・歴史の知識と英語を身につける』(ベレ出版)がある。ノースウェスタン大学院,テキサス大学院(コミュニケーション学部)修了後,同大学で異文化間コミュニケーションを1年間指導。ネット放送Aquaries Stationの番組,SamuraIchyのスーパー英語発信力UP「ザ・英悟道」主宰・出演。

上田敏子

同志社大学英文科卒,英国バーミンガム大学院修士課程(翻訳学)修了。大阪女学院,アクエアリーズ,同志社大学などで英検1級・通訳ガイド・iBT TOEFL・TOEIC満点講座・工業英検1級講座等の講師を務める。また,アクエアリーズ出版部代表として,『英語で説明する日本の文化』『英語で説明する日本の観光名所100選【改訂版】』『英語で説明する科学技術』(以上,語研),『英語で経済・政治・社会を討論する技術と表現』『スーパーレベルパーフェクト英文法』『世界の歴史の知識と英語を身につける』(以上,ベレ出版),『Pros and Cons賛否両論の社会問題を考える』『Global Dynamics世界情勢を英語で読む』(以上,CENGAGE Learning)などを執筆する。英検1級,通訳案内士,観光英検1級(優秀賞),工業英検(文部科学大臣賞受賞), TOEIC満点,国連英検特A(2次試験満点),ミシガン工業英検1級,JTFほんやく検定日英2級取得。

山中敏彦

早稲田大学法学部卒業後,司法書士,行政書士・宅地建物取引主任者・ファイナンシャル・プランナーなどの資格を取得し,法律,医学,契約書などの翻訳・通訳の仕事を行う。その後,ボストン大学院に留学し,英語学習教材で世界的に有名なモリンスキー教授の下で教材作成の極意を学ぶ。ボストン大学院TESOL(英語教授法)修了。帰国後は,法律・医学の英日・日英翻訳・通訳,通訳ガイドの仕事に携わりながら,アクエアリーズその他で,英検1級・通訳ガイド合格対策,TOEFL・TOEIC対策,医歯薬専門のトップスクール受験対策などの教材製作や講座指導を行う。