ギリシア語基本単語2000
定価:本体 1,750円+税
(税込定価: 1,925円)
ISBN978-4-87615-680-1
判型:新書判
244ページ
テキスト(音声別売)
入門~初級
1995年5月1日発売
別売音声:ISBN978-4-87615-542-2
(CD2枚 価格:本体 2,300円+税)
聴いて,話すための
シリーズ累計65万部突破のロングセラー。聴いて話すために必要な基本単語2000語を項目別に学習。発音と基本的な文型についても巻頭で解説。別売の音声教材はCD版のほか、インターネット経由でデータをダウンロードできるDL版(有料)もある。

はじめに

 ひとつだけだと無機質に思える単語も、項目別に分類・整理すると私たちに生き生きとその存在をアピールし、データベースとしての性格を持つようになります。この本は、ギリシア語とはどのようなことばなのかを教養として知りたい人、いろいろなギリシアを求めて旅行をしようとしている人、留学したい人などに利用していただけるように書かれました。特に第3章では、日常の基本単語ではなく、1ページおきのコラムの中で、ギリシア神話やギリシア人の習慣・風俗・民族などに触れました。ことばとそれが使われている背景を理解するのに役立つことでしょう。

 幸いギリシア語の発音は、私たち日本人にとってほとんど困難な点はなく、はいりやすいことばといえます。問題は文法ですが、語形変化のルールがきちんとしていますので、一度身に付けてしまえば、英語のように例外で悩まされることはあまりありません。この本がボロボロになるころ、ギリシア語のようすが見えてくると思います。

 かつて私のクラスでギリシア語を学び、のちにギリシア外務省の奨学生になった大内聰矣さんには校正を、独学でギリシア語を修得した桐原かあいさんには、めんどうな「さくいん」作りを手伝ってもらいました。また、編集作業については(株)ディーエイチシー編集部のお世話になりました。この場を借りて感謝いたします。

1994年10月28日
荒木 英世